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黒薙温泉

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 この場所へのアクセスは、宇奈月駅よりトロッコ電車に乗車し、黒薙駅を下車、山道を30分程歩き谷へ下ってたどり着いたそこは黒部川の支流、黒薙川で河岸に混浴の大露天風呂と旅館(木造二階建の管理棟と宿泊棟)その奥に女性専用の小露天風呂(天女の湯)が有り、旅館内には男女別の内風呂が有る。
黒薙温泉の立ち寄り入浴は可能で、宿の受付にて入浴料を支払い、大露天風呂に向かうのだがトイレは宿の中にしかないので要注意、そして宿から50mほどの上流に大露天風呂と源泉が有り、そこには男女別の脱衣所のテントが有る。(足湯は禁止)
今回は立ち寄り入浴の為、旅館の事は割愛するが、大露天風呂と近接する黒薙源泉は、宇奈月温泉の源泉でも有る。
その発見は古く、1645年この頃は禁令があり入浴はもとより立ち入りも禁止されていたが、1868年正式に開湯が認められるまでは「隠れ湯」として密かに湯治するものもあったという。
(余談だが、黒薙温泉旅館のHPは先進的で、観ていて楽しい。)
 兎も角、此処は秘湯であり、普通の旅館では味わえない自然との一体感がある反面、山小屋を利用する際のマナー同様、ゴミの持ち帰り等の心得も有るので、訪れる際は旅館のホームページを是非熟読する事をお勧めする。