私的な温泉旅のページ

名剣温泉

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●名剣温泉
 名剣温泉は黒部渓谷鉄道(トロッコ電車)の終点「欅平駅」から景色を楽しみながら徒歩で約20分の距離にあが、車も通れる平坦な道なので黒薙温泉よりもハードルは低い。
欅平駅のところで黒部川と支流の祖母谷川が合流しており、名剣温泉は祖母谷側に少し入った処、崖にへばり付くように建っている。
宿の雰囲気は、黒薙温泉は登山の宿の雰囲気があるが、名剣温泉は小さいながら旅館の雰囲気が濃厚で、到着時ウエルカムドリンク(コーヒー)がついていたと思う、またトイレも洗浄機能付き!、夜の食事もナカナカどうして、完璧に旅館の料理でかなり美味しい!。宇奈月温泉で修行した料理人がいるかのようであった。
でも此処は秘湯の宿、昔は祖母谷温泉の有る上流寄りに建っていたが川の増水で流され、今の位置に再建したと聞いた。
この地は人跡を嫌う荒ぶる大自然の只中で有ることを再認識したのだが、とはいえ夜にはランプの明かりに頼る事なく明るい室内、外部に有る貸切風呂や露天風呂も明るくそれらを繋ぐ空中廊下も、谷底から響く沢音を聞きながら雰囲気たっぷりにライトアップしていた。そう此処は秘境で有りながら電源と源泉が溢れる処であった。

正面の建物は欅平ビジターセンタ、赤い橋の下を流れる川が黒部川で左側が上流。
ここは人食い岩、祖母谷の上流を目指す。
あと10分も歩けば名剣温泉に到着。
正面の建物が母屋で地上2階/地下2階、岩山にへばり付く用に建てられている。
左に見えるテラスデッキの下にも建物が隠れていおり、浴室や露天風呂も右側奥に分散して建っている。
玄関
玄関の「秘湯を守る会」の提灯
この路地の先に家族風呂と露天風呂が有る。
屋外空中通路
夜の屋外空中通路。
正面が母屋の側面、左の建物が家族風呂。
男子露天風呂
よしずの向こう側、一段高くなった部分が女子露天風呂。
家族風呂
半露天になっており、岩山の岩盤が風呂の一部!。
主屋内風呂(再下階)
母屋自体が岩山の岩盤が基礎になる。
客室(谷側)
しっかり十畳間縁側付きの角部屋
客室(道側)
床の間の左側の扉がトイレ
夕食
母屋の1階が食事処になっている
朝食
朝食も食事処でいただく(厨房も1階)